「平和鳥」の上手な育て方.1

平和鳥のチェック

①液体のチェック
ガラスの破損等で漏れがないか確認しましょう。
(非常に割れやすい材質のガラスですので、注意して取り扱いください)

②温度のチェック
季節などにより、部屋の温度が低いと止まったり、温風が当たるとフラスコ内の液が上昇しやすく(頭部に上がりやすい)、コップの水を飲んだままになったりすることがあります。
一番いい室温は18度~25度くらいです。

③静止したときの頭の角度チェック
ほんの少し"前かがみ"であることが理想です。あまり前に出過ぎているとコップに頭をつけたときに起きあがれなくなることもあります。金具を前に押し出したり、調整することで頭の角度をチェックしてください。
一度動き続ける場所が見つかった場合は、不意に止まってしまってもあまり動かさず、ゆっくり周りの空気の安定を待つ方が良いかもしれません。湿度が高い日と気温が低い日に止まることが多いようです。
平和鳥の原理が"液体が気化し、気体が液化することの繰り返し"によるものなので、調整より自然環境の影響の方が大きいです。

平和鳥がうまく動かないときの裏技

こんなところにも気を使ってあげよう

1.周りを濡らすことがあるので、小さなトレーなどの上に乗せておくと置いた場所を汚しません。

2.フェルトの色が落ちることがあります。

3.この玩具は、室内用として作られていますので、長時間の屋外や野外の使用はできません。

4.動力を使ったスイッチで動くものではなく、その日の室温や湿度などにも影響され、コップの水温によっても動いたり動かないことがあるデリケートなものです。
(フェルトに水分が十分に行き渡っても、季節や部屋の湿度により動かないこともあります。そのときは、環境が変わるのを待つのも1つの方法です。)

5.万が一本体が破損した場合は、(狭い空間では特に)すぐに換気を行い、液体をふき取ってください。
(ふき取るときは、液体が有機溶剤のため、手など皮膚に付着しないようにしてください。皮膚の弱い方は特にゴム手袋などを使用して、直接触れない方法でふき取ってください。)

6.誤って口に入るのを防止するためもあり、本体内の液体には色(赤・青)が付いています。衣服など繊維のものや調度品の木部などに付着すると取れないことがありますのでご注意願います。

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