インテリアモビール・キネティックアートについて
土台には、電磁コイルが内蔵されていて、電池により電流が流れています。
その土台の上に、両側二点で支えられた本体部分があります。その底の部分には永久磁石がついていて、土台から発生する磁場の影響でブランコが振れるように「電磁力」が働きます。
そして、永久磁石を内蔵した本体に移動と共に重さで戻ろうとする力が働き、永久磁石がコイル上を通過するときに電磁誘導がおきます。
その繰り返しにより、電池から電流が供給され続ける限り、揺れているのです。
モビールのブラックボックスをのぞく!
ブラックボックス(土台)を開けると! 「おーっ!意外にも単純な構造です。」マンガン積層電池9V仕様。 以前リアル店舗で営業時間中+α(始業・終業)の約10時間+αで、約15日弱動き続けていました。そこで
【動かさないときの保管方法一番簡単な方法】としては、本体を支えから取って、平らな場所に置く。
それだけです。 |
|
アルカリ電池も試してみたが、初期パワーが強く大きな振幅を期待できたが、電池のモチに関してはさほど変らなかったデータがある。 モビールはスイッチが付いていないので、電池を取り付けて支えにのせても動かないのはあたりまえ。 最初に少しだけ、「チョン」というくらいの軽さの反動が必要で、一度動くと、磁場の作用によって動き始める。 磁場の考察をするために、N・Sの磁石を用意する。 それを使うと、稼動部の一番下、ブラックボックスに近い部分の磁石は、「N」が反発して「S」が引き合う。 さらに内周を可動させている小さな磁石は、「S」と「S」で常に反発し合っている。 永久磁石の持つ特性をうまく使っている。 表面から見えるものは大体分かってきたぞ。 そこで、「隠れたボックス内には何が入っているのか?」気になるのだ。 |
開けてみると、なんだか構造に拍子抜けである。 |
話を戻そう!
コイルがあり、電流(電池)を流すということは、電流が磁界をつくり、磁石と同様な作用をさせる仕組みとみた。
鉄心を入れると、電流の流れる向きによって、磁極が上下に発生するのではないか?
クリップをあてると、電池の電圧が低いこともあって、小さなクリップでも、かすかに引き寄せられる程度である。 |
そんなわけで、このモビールの原理が分かったところで、フレミングの左手の法則ななんて思い出しながら、動きを見るのもいい。 |
これはあくまでも考察における実験であり、決して中を開けたり分解をする事が無い様にお願いいたします。
また、仕様の違う電池やアダプター電源、または、改造して動かすことは危険ですので絶対におやめください。