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「ストームグラス」天気管(気象予測)

ストームグラスとは

「ストームグラス」天気管(気象予測)

結晶で判断する天候予測

19世紀に航海時に天候を知るために用いられた天候予測機
気象条件により管の中に入っている結晶が様々な形に変化します。

結晶の変化

フィッツロイの天気管

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「ストームグラス」天気管(気象予測)

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管の中の液体と結晶の変化により6時間から12時間後の天候の予測が出来るストームグラス(天気管)です。このストームグラスは19世紀に航海の時に海の天候を予測するために発明された道具です。

このような原理を応用した気象予測の道具を別名、「フィッツロイの天気管」とも呼ばれています。フィッツロイ(ロバート・フィッツロイ)とは、英国海軍に入隊後、探検航海などの艦長を務めあげニュージーランド総督に指名された人物です。
その船、ビーグル号("種の起源"の著書で有名なチャールズ・ダーウィンが、ガラパゴス諸島を来島した船)で使われていた当時の天気予報の道具であるストームグラスをもとに、気象予報の装置である「フィッツロイバロメーター」(温度計・気圧計付き)を考案しているのです。ストームグラス原理の発明者ではありませんが、航海に使う気象道具の一部として採用していたことで、「フィッツロイ」の名は有名です。これらの原理に基づいた気象予測管はその名が付けられることが多いようです。

一般的なストームグラスについて
材質・成分:	ガラス、成分:水60%・エタノール30%・樟脳(ショウノウ)10%
予報について:	ストームグラスは正確な天気の予報用に作られた物ではありません。観賞用に作られた物がほとんどです。結晶の変化などをお楽しみ下さい。また、樟脳の特徴で真夏の温度の高い時期には溶けて反応が分かりづらい時期があります。