ブロックを組立ててみた
大人もはまるギアの組み合わせ ブロックと歯車の組み合わせとなるギアブロックが面白い。 ブロックとパズルとギアの組み合せで、色々なものが作れるので集中してないと出来上がらない。 |
ギアブロックパズルの復活
「おりこうさん、電動ブロックパズル」は、従来から製造していた工場が生産をやめてからもう5年ほど。
メーカーの担当者から復刻しましたという一報に一寸驚きを感じた。
知育玩具というよりも、親子で一緒に遊ぶ玩具として当店では推薦していたので、常に購入者から大きな反響があり、何故、生産を終了するんだろうと嘆いたものである。
1箱の価格が安価だったので「試しに1箱購入してみよう!」という親が使ってみて「よかったら、もう一つ」という具合にリピーターがいた。
そんな訳で「なんで無くなるんだ・・・」という声を予想して、最終ロット分を確保して現状の需要を納めた記憶が新しい。
あの頃TVなどを含めたメディアで取り上げられたため、幼稚園などの卒園記念品のひとつに使われ多くの園で採用され口コミで広まっていった。それ以上に、子供のために購入した大人が、一緒に遊んでいるうちに、自分用にほしくなったという場合も多い。
大人が10箱の連結して電動ギアを問題なく作動させて楽しんでいる写真などもメール添付で教えてくれた。
やっと復活したギアパズル!箱こそリニューアルしたがパーツはほぼ同じ。これでまた楽しんでくれる親子が増える!
家族で過ごす時間(空回りせずギアがかみ合うように)
ここが、知育玩具と呼ばれた所以だろうと思います。
「大人も遊べます」というより、お子さんのおもちゃをいつの間にか自分が組み立てていたというお父さんもいました。 (^_-)
それは、特別な例として大半の意見は「一緒に共有する時間をアナログで過ごせる」というデジタルコンテンツのゲームなどからの回帰だったようでした。
その当時に比べると、今はお子さんがゲーム機からスマホ、そしてタブレットとたくさんのデジタルガジェットを通して、たったひとりで触れて過ごしている。そこにもしかしたら、大人が一緒にふれあう環境が少なくなっている傾向もあるようです。
大きなギアはゆっくりと小さなギアは速やかに。
小学校で習う滑車に置き換えて、ギアの作用を感じることもできる。
ギアブロックパズルというくらいだから、日常のギアを思い浮かべると昔は車のギアチェンジが一番体感しやすいけれど、マニュアル車が少なくオートマ車が多くなると説明がしにくい。
もっと身近なところで、変速付きの自転車ならギリギリ体感が可能だろう。(電動自転車の登場でこれも体感しにくくなった)
大きなギアにチェンジしたときは、ペダルが軽くなり回転を早くすることができるが、前にはあまり進まない。それを利用して坂道の登りにつかったりする。逆に、ギアを一番小さなモノにシフトすると、ペダルは重くなるが一回転させたときの自転車の移動距離は大きくなり、ペダルの回転を早めると前へ進む力が大きくなる。
そんなにむずかしく考えることはないのですが、単三電池一個を入れたモーター付きギアにスイッチを入れて眺めていると、たくさんのパズルが夢の広がりを感じさせてくれる気がする。
そんな時間を過ごしていたこと自体、忘れるくらい夢中になっていた。大きなギアパズルはゆっくりとした時間を提供してくれていたのだろう。
もっと「歯車」について知りたい----本で学ぶ
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