バネのおもちゃ トムボーイ スリンキー

懐かしくも新しいバネのおもちゃ

60年代の流行したモノとして記憶に残っているものの一つに「バネ」のおもちゃがある。

その金属製のバネは、「トムボーイ」と言って日本中で大ヒットした。記憶としては1966年(昭和41年)頃に遊んだ気がする。

金属の素地でできていて、遊んだあとそのままにすると、たちまちサビが出てくる。布で拭いたりしてもあまり効果的には防げなかった。その代わり、階段から芋虫のように下りる様は、圧倒的に精度がよかった。

何度もていねいにサビを落として大切に遊んだ記憶がある。当時もその模造品があった記憶があるが、「TOMBOY(トムボーイ)」には、勝てないほど優れた動きを見せた。最近では、プラスチック製になり価格もまちまち。動きの正確さだけを表現すると、レベルの差は明らかである。

おてんば娘(トムボーイ)と名付けられていましたが、なんとなく終息していきます。サビの問題もあったのかもしれません。

あとで知ったことであるが、本当のバネ屋さんが作った玩具という言うことで納得もしました。
当時、横浜の港北区にあった「三光発条株式会社」が製造した本物志向のバネの玩具だったのです。


この懐かしいバネの玩具はフリマサイトで発見!なんとあれだけの年月が経過しているのにほとんどサビが無かったのがスゴイ

懐かしい?いいえ斬新!

LEDで光るスプリング!今の玩具は光ってあたりまえなのでしょうか。
お祭り玩具の定番。


しかし、このバネの玩具はアメリカに本家がありました。トイ・ストーリーに出てくるキャラクターの「スリンキードック」でも有名なのでスリンキーという言葉を聞いたことがあると思います。


これも、1952年に玩具として開発されていて胴の部分がバネで伸びるかわいい犬としてアメリカでは大ヒットしていました。

このトイ・ストーリーに出てくるスリンキードックの玩具は、意匠をリニューアルして、バネを結ぶ前後をプラスチックにしています。それにともないこれらの関連商品の生産は、中国で生産しました。(大ヒット商品だったので、中国生産でなければ間に合わなかったかもしれません)

このスリンキーの誕生は1945年(昭和20年)とされている。このバネの原理を使って玩具としての活用される以外に、医療用の固定器具にも使われていた。James Industries社を設立して販売されていました。のちに、1998年、Poof Products、Incに売却されています。

James Industries IncとPoof Products、Incのスリンキー見た目にはあまり変わらない。Made in USAも以前のままの貴重なものだと思います。

日米で同じようなものが開発されていましたが、すでにパテントを取得していた「James Industries Inc」が販売を続けてられたのだと思います。
このスリンキーからも、プラスチック製のレインボースプリングが発売されたことから、金属のサビの問題は課題だったのだとおもいます。


元祖スリンキー(復刻版)


こーんなに伸びる。さてさて、どんな動きをするのか階段から落としてみよう!

「バネのおもちゃ」昔は「トムボーイ」ってありました。
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「バネのおもちゃ」昔は「トムボーイ」ってありました。

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不思議なスプリングと言えば、トムボーイを思い出す人もいる。
年代によっては、スリンキードッグから、「スリンキー」を思い浮かべる人も多いだろう。
坂や階段において、はじめだけ軽く手で反動をあたえると勝手に進んでいく。
のびたり&ちぢんだり・・・。
金属の物は、サビに悩まされるんだけど当時は平気だった。

たまに、ビッグサイズのプラスチック製のスプリングがあったりする。
最近は光るタイプなども発売されている。
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