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ハンドボイラーはラブメーターやフランクリン沸騰器とも言われます

ハンドボイラー(ラブメーター)まるで手の熱で動き出す魔法!

ラブメーター(ハンドボイラー・フランクリン沸騰器)は、古くからある科学玩具!
ガラスの筒の中にカラフルな液体が入っていて、手で握るとその液体が上にグングン上がっていく不思議なガラス細工を見たことがあるかな?これが「ハンドボイラー」と呼ばれるおもちゃだよ。お店では「ラブメーター」なんて名前で売られていることもあるね。

このハンドボイラーは、電気を使わずに、「手の熱」という、私たち自身が持っているエネルギーだけで動くという、まるで魔法のような動きを見せてくれるんだ。見えない熱が、どうやって物を「動き」に変えるのかを教えてくれる、最高の「科学玩具」なんだよ!

ハンドボイラーのヒミツ!なぜ手の熱だけで液体が上がるの?

「特別な液体」のヒミツ:
ハンドボイラーの中には、私たちが普段知っている水よりも、少しの熱ですぐに蒸発(じょうはつ)しやすい(アルコールなど)が入っているんだ。

「密閉された空間」のヒミツ:ガラスの筒の中は、完全に密閉されていて、外の空気は入ってこないようになっているよ。この空間で、液体の変化が起きるのがポイントなんだ。


1.手の熱が液体を温める!:
ハンドボイラーの下の部分を握ると、体の「熱(体温)」がガラスを通して、中の液体に伝わる。

2.液体が「気体(蒸気)」に変わって膨らむ!:
熱をもらった液体は、すぐに蒸発して「気体(蒸気)」に変わっていくんだ。そして、この気体は、温かくなると元気になって、グーッと大きく膨らむ(膨張)性質があるんだ。まるで、温かい空気を入れた風船が膨らむのと同じだね。

3.膨らんだ気体が液体を押し上げる!:
密閉された空間で、膨らんだ気体は、行き場がなくなる。
そこで、下に残っている液体を「ギューッ!」と強い力(圧力)で押し始めるんだ。この力で、液体は細い管を通って、上のガラスの球へグングンと押し上げられていくんだ!

    ガリレオの時代からの知恵!

    「体温計のもと」の時代
    今から400年以上も前の、あの有名な科学者「ガリレオ・ガリレイ」が作った「体温計のもと(サーモスコープ)」という道具が、似たような仕組みを使っていたと言われているよ。彼は、容器の中の空気や液体の膨張を使って、温度の変化を感じ取ることを発見したんだ。

    熱と気体の研究
    その後、たくさんの科学者たちが、熱が物(特に気体や液体)をどのように変化させるかを研究してきたんだ。熱が気体を膨らませるという原理は、例えば、蒸気機関車のような大きな機械を動かす力にもつながっていったんだよ。

    ハンドボイラーで学べること!

    • 熱の伝わり方: 手の熱がガラスや液体にどう伝わるのかを体感できるよ。
    • 物質の状態変化: 液体が熱で気体に変わり、その気体が膨らむことで力を生み出すという、物質の基本的な変化(蒸発と膨張)を学べるよ。
    • 圧力の概念: 膨らんだ気体が液体を「押す力(圧力)」を視覚的に理解できるよ。
    • エネルギー変換: 手の熱エネルギーが、液体の位置エネルギー(高さ)に変わる様子を観察できるよ。

    ハンドボイラーは、自分の体から出る「熱」という身近なエネルギーが、どのように科学の力で「動き」に変わるのかを教えてくれる、とてもパーソナルで魅力的な科学玩具なんだ。

    ハンドボイラーはこちらで販売しているよ