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浮力の原理で温度を表す「ガリレオ温度計 」

ガリレオ温度計とは

カラフルな玉が浮かぶ!温度を測るふしぎな飾り!

天文学及び物理学の開拓者として知られているガリレオ・ガリレイによって発明された”サーモスコープ”という道具から温度計の歴史が始まったといわれています。ガラス管内の液体の温度の上昇・低下に伴ない、ガラス管内の液体の密度が変化し、球体が浮き沈みする事から温度計としての機能を果たすようです。

ガリレオ温度計のヒミツ!なぜ玉は浮き沈みするの?

ガリレオ温度計が動く裏には、「物の重さと、水に浮く力」という、物理学のとても大切な考え方が隠されているよ。

  1. 「密度(みつど)」ってなんだ?:
    密度とは、「物のかたさ」や「ぎゅっとつまっている度合い」を表す数字のこと。
    同じ大きさの物でも、スポンジと石だと、石の方がぎゅっとつまっているから密度が大きいよね。ガリレオ温度計では、「中の液体の密度」と「ガラス玉の密度」がポイントになるんだ。
  2. 温度と液体の密度の関係:
    • ガリレオ温度計のガラス筒の中には、特別な液体が入っている(水とアルコールなどを混ぜた液体が多い)。
    • この液体は、温度が上がると、体積が少しだけ大きくなって、密度が小さくなる(軽くなる)という性質がある。
    • 逆に、温度が下がると、体積が少し小さくなって、密度が大きくなる(重くなる)という性質がある。
      まるで、体があたたまると少し広がる風船、冷えると縮む風船みたい🎈
  3. 「浮力(ふりょく)」って?:
    お風呂に浮くアヒルのおもちゃみたいに、液体の中では、物を浮かせようとする力が働いている。これを「浮力」というんだ。物と液体の密度を比べたときに、液体の密度の方が大きければ(液体の方が重ければ)物は浮くし、物の密度の方が大きければ(物の方が重ければ)物は沈むんだ!

カラフルな玉が教えてくれる温度の3つのヒミツ!

さあ、この3つのヒミツが合わさると、ガリレオ温度計はどうやって動くんだろう?

  • 温度が上がると(部屋があたたかいとき):
    中の液体の密度が小さくなる(軽くなる)よ。すると、今まで浮いていた玉の中で、液体の密度より少しだけ重かった玉は、浮力が足りなくなって、ゆっくりと沈んでいくんだ。
  • 温度が下がると(部屋が寒いとき):
    中の液体の密度が大きくなる(重くなる)よ。すると、今まで沈んでいた玉の中で、液体の密度より少しだけ軽かった玉は、浮力が強くなって、ゆっくりと浮き上がってくるんだ。
  • どうやって温度を読み取るの?:
    それぞれのガラス玉には、小さな金属のプレートがついていて、そこに温度の数字が書いてあるよね。沈んでいる玉の中で一番上に浮いている玉か、浮いている玉の中で一番下に沈んでいる玉が、だいたいの今の温度を示しているんだ。玉の密度がそれぞれ少しずつ違うから、こんなに正確に温度を読み取れるんだよ!

ガリレオ温度計で学べること!

ガリレオ温度計は、見た目の美しさだけでなく、こんなにも奥深い科学の原理を教えてくれる、素敵な科学玩具なんだ。

ガリレオ温度計は、きれいなインテリアとして楽しみながら、私たちに「温度」と「密度」の奥深い関係を教えてくれる、知的好奇心をくすぐる科学玩具なんだ。

ガリレオ温度計はこちらで販売しているよ!